深層筋の役割

体の中の筋肉で「深層筋」と呼ばれる部分があり、インナーマッスルはこの部分のことで知られているようです。
そもそも、筋肉は深層筋だけでなく、基本的に浅層筋、中層筋、深層筋、これら三つの層で出来ています。では、浅層筋とは、どの部分を言うのでしょうか?これは、体の表面にあり、見える筋肉のことです。

 

この筋肉には瞬発力があり、力もあります。反面、細かい作業などを正確にすることが出来ません。大まかな力仕事をするような筋肉で、持久力はありません。皮膚に最も近い筋肉なので、浅層筋を鍛えることで、その部分の皮膚が硬くなることで知られています。

では、中層筋はどの部分の筋肉なのでしょうか?浅層筋と深層筋の中間にある筋肉のことを中層筋と呼びます。別名、安定筋と呼ばれ、生命維持や日常生活を最低限、営むように動く筋肉です。

例えば、心臓の鼓動を行ったり、血液を循環させたり、呼吸をさせたりと、体内で最も重要な筋肉でしょう。

 

では、インナーマッスルと呼ばれる深層筋は、どのような役割をしているでしょうか?

これは関節の近くに存在する筋肉です。関節と関節を結んでいる靭帯がありますが、これをさらに保護する役割を持っています。

 

姿勢を維持する時に主に使われる筋肉ですから、ヨガなどで普段しないポーズを支えている筋肉と言えるでしょう。ヨガがインナーマッスルを強くするために有効だと言うことが納得できますよね。深層筋は持久力がありますが、瞬発力はありません。